何者にもなれない
いくたりらの2020紅白の動画を見ていた。
かなり緊張していて、まだ21歳で人生初のライブが紅白だったらしい。
歌そのものよりその背景が気になった。
夜に駆けるが大ヒットして人生が一転、一躍もてはやされる気持ちってどんな感じなんだろう。
作詞/作曲はAyaseという別人物がいる。
りらの方はまあ歌は上手いしギターで弾き語りもしているので音楽に触れている人ではあると思うのだが、他に似たような人はいくらでもいると思う。
その人たちは同等の技術があっても日の目を浴びることはないんだろう。まあ人生運も大きいと諦めるべきなのか...
自分はピアノを趣味でやっているが、3歳からずっと継続しているみたいな人には到底敵わない。
ピアノは結構やってる人が多くレッドオーシャンだ。Youtubeでこじんまりと活躍するのですら敷居が高い。
もう27歳にもなったが、何物にもなれない。これから何らか花咲く可能性も信じられなくなってきた。幼少期の訓練で他人と差をつけないと何もかも手遅れだ。
学問は一番コスパがいいだろうがこれも競合が強すぎる。中学生の時点ですら間に合わない。
そんな憂鬱な気分で、せめて心だけは豊かでありたいと安アパートで部屋を掃除している休日。